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看護師新村智美2017年入社 / 6時間正社員

短時間正社員でも輝ける場所

以前の勤務先では、二人目を出産し復帰。1年後に短時間社員からパートに勤務変更し働いていました。短時間社員として働けるのが最大1年間とのことで。幼い子供を育てながらフルタイム正社員として働くとなると、育児との両立は難しいと判断しての“パート”という決断でした。
ただ、パートとして働く中で、「正社員として働きたい」という気持ちも常にあったのが正直なところで。
そんな時、当事業所をホームページで見る機会があり、転職を決意することになりました。
「働き方について、子どもの年齢関係なく、働く者がフルタイム正社員、短時間正社員を選択できる」
事業所は、皆お子さんを育てながら働いているスタッフばかりです。突然のお子さんの体調不良、怪我などでの急なお休みや早退にも、スタッフ皆で協力するなどサポート体制もしっかりあります。
訪問先に応じて自宅からの直行・直帰が可能なため、時間を効率に使うこともできます。記録に関してもわざわざ事業所に戻らなくても記録することができるシステムです。
子どもも仕事もどちらも大切にしながら、短時間社員として働ける。自分に無理することなく仕事も家庭も両立しながら楽しく働ける環境がここにはあります。

新しい分野から学び得たもの

私は今まで、手術室、外科・内科病棟、外来看護師として働いてきました。在宅看護は勿論初めてでしたが、精神・小児看護もほとんど経験がないものでした。看護師として10年以上働いてきましたが、新しい分野への挑戦は不安もありました。同時に楽しみでもありました。

職場のスタッフも、ほとんどが在宅看護初めてのスタッフばかりです。また、それぞれ経験してきた分野も異なります。そのため、スタッフとの意見交換や情報共有、また勉強会を開くことで不足している部分を互いに補っています。そこで得た知識は早速訪問先で実践。看護師としてさらにスキルアップすることが出来ています。もちろん出来なかった部分をスタッフと共有して次に活かすこともあります。

看護師として、経験年数は関係ありません。
いつでも、新しい分野で学ぼうと思えばチャンスはたくさんあります。そのサポートをしてくれるのがWADEWADEなのです。

自宅での最期と向き合うこと

看護師として働いている限り避けて通れないのが患者様の死です。病院勤務の頃、多くの患者様の最期を看取りました。モニター、酸素チューブ、点滴など沢山の管に繋がれた状態での最期でした。中には、自宅で最期を迎えたいと願う方もいました。安らかな状態ばかりでは決してなく、病院でお看取りする立場にいることが、いつしか苦痛にもなっていました。訪問看護の仕事をして一ヶ月。私は一人の利用者様を看取りました。自宅のベットの周りにご家族がいて、点滴や酸素など医療機器に繋がれてない状態を見たのは初めてでした。衣服も、自分が好んでいたパジャマ。呼吸をしていないのが嘘なくらいに安らかな最期でした。
医師が往診し、家族の看病を労う。
ご家族とともに思い出話。
普段の日常と変わらぬ場でした。
私は、ご家族と一緒に自宅で最期を看取れる場にいたことに、幸せな気持ちになりました。
自宅で最期を迎えたいと思う利用者様の気持ちとご家族の願い。
そのお手伝いができることに感謝しながら、これからも在宅看護に力を尽くしたいと思っています。

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