仕事を知るjob

訪問看護・リハビリ

訪問看護のお仕事って?

病棟では、医師の指示を受けた看護師は病室にいる患者様のもとへ行き、指示された医療処置やケアを行います。リハビリスタッフもリハビリテーション室での訓練のみならず病室へ足を運んで訓練を行うことも。この行き先が“ご自宅”になったものが、訪問看護です。
医師の指示を受けて必要なケアや処置等を実施するという業務内容は同じと理解していただいて大丈夫です。

訪問するご自宅へは、自動車で移動します。
訪問先には、訪問看護師やリハビリスタッフが単独でお伺いすることが多いです。
スタッフひとりあたり、弊社では1日に4~5件の訪問をします。6件・7件と多くの訪問をこなす訪問看護ステーションもありますので、私たちは比較的ゆったりとした訪問スケジュールといえます。私たちは、利用者様の病状の安定と地域生活におけるQOLの向上を目指し、思いを十分汲み取りながらその方らしい生活を支えるのが役割です。ご家族様ともコミュニケーションを図りながら、介護者目線で在宅療養の場をよりよくするための助言をすることもあります。

WADEWADEは、小児や精神疾患の利用者様が多いです。
小児の看護ケア内容としては、状態観察はもちろん保清、お着替えや吸入・吸引、経管栄養などを行います。人工呼吸器をお使いの方であればその管理も行っていきます。母親(父親)の相談役、時にはアドバイスをしながら関わっていきます。リハビリは、お子さんの発達等に合わせてメニューを組み、遊びを通して動作の訓練などへつなげるアプローチを行うなどしています。自宅だからできることに着目しながらできる部分を増やせる関わりに努めていきます。
精神疾患の方への看護ケアとしては、状態観察のほか、服薬状況の確認や悪化の早期発見に努める関わりをします。また、辛い気持ちなどを“聴き手”として十分汲み取りながら接していきます。家族の思いを傾聴することありますし、関わり方の助言をすることもあります。
リハビリでは、整理整頓がうまくいかない、金銭管理が難しいなどのお困りごとに対し、どうしたら自分でできるようになるかを一緒に考えながら自分の能力を引き出すお手伝いをしています。

1日のスケジュールはどんな感じ?

フルタイム正社員の場合
8:00

勤務開始

1件目の訪問が8:00スタートであれば、利用者様のご自宅へ直行です。
訪問看護は、医師からの訪問看護指示書やケアマネージャーのプラン等に基づいて必要な支援を行います。

9:00

1件目の訪問

9:30

2件目の訪問

11:30

3件目の訪問

訪問で滞在する時間は、60分が多いです。
訪問と訪問の間は、移動時間に加えてスマートフォンやタブレットパソコンで先ほど支援が終了した利用者様の看護記録を入力することもできます。

12:00

自宅へ戻ってお昼休憩

午後の動線によって、事業所でお昼をとったり午後の訪問先近くまで移動してお昼にしたりします。

13:30

午後の訪問開始

15:00

午後の2件目の訪問

16:00

訪問終了 自宅へ戻る

残りの看護記録や明日の訪問先のチェックなどを行います。

17:00

業務終了

6時間[9:00~16:00]正社員の場合
9:00

勤務開始

1件目の訪問は9:30となるため、自宅で業務開始。
出発まで、自宅でできる業務(書類作成など)に着手。

9:30

1件目の訪問

医師からの訪問看護指示書やケアマネージャーのプラン等に基づいて必要な支援

11:00

2件目の訪問

訪問で滞在する時間は、60分が多いです。
訪問と訪問の合間は、移動時間に加えてスマートフォンやタブレットパソコンで先ほど支援が終了した利用者様の看護記録を入力したり。

12:00

自宅(あるいは事業所)へ戻ってお昼休憩

午後の訪問先近くへ移動してお昼という場合もあります。

13:30

午後の訪問開始

15:00

午後の2件目の訪問

16:00

訪問終了、業務終了

スーパーへ寄り、帰宅♪
残りの看護記録や明日の訪問先のチェックなどはご自宅で。事業所へ戻らず直帰です。

※時間外に看護記録の記載が少々残ります。これは、他の訪問看護ステーションでも同様です。

クラウド型の電子カルテシステムを採用しているため、朝や夕方、また訪問の合間など事業所へ戻ったり寄ったりして情報収集するという手間がありません。自分のタイミングで準備し、動ける形がここにはあります。また、1件目の訪問先や最終訪問先が自宅から近いにも関わらず、わざわざ事業所へ戻らなければならない…なんてことはしたくない・させたくないです。
他の訪問看護ステーションと違って、業務終了時間が早い(17:00)というのも魅力のひとつです。


訪問看護師としてのやりがいは?

「人と人との結びつき」を強く感じながら看護ができることだと思います。
普段の利用者様・ご家族様に接することができるという部分は、病院など医療の現場では感じ取ることができないものです。
その方の、まだまだ先につながる人生を見通しながら、ゆっくりじっくり向き合えることも訪問看護師ならではだと思います。


こんな方はWADEWADEの訪問看護おすすめ。

  • おおらかな性格の方
  • フルタイムは難しいけれど働きたい。でもパートタイマーではなくて正社員として働きたい方
  • 業務中、自宅でお仕事をしたり合間に帰れるような働き方をしたい方
  • ゆったり腰を据えて看護したい!と考えている方
  • コミュニケーションスキルを向上させたいと思っている方
  • もう夜勤はやりたくない。夜遅い勤務は難しい。でも看護師として働きたい方