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看護師櫻井友美2015年入社 / 8時間正社員

「自主性を重んじる環境づくり」

私は現在、WADEWADE訪問看護ステーション宇都宮の所長をしています。また、宇都宮のエリアマネージャーとして、関係機関との情報交換や会社・事業所の情報発信としての役割も担っています。
今まで一人のスタッフとして病院やクリニックでの勤務経験がありますが、職場の雰囲気や上司の関わり方がいかに大事かを感じてきました。結局は上司が職場環境を決めてしまうといっても過言ではないということを。
指示をすればするほどスタッフは指示待ちとなり、声をかけなければ上司との距離感が生まれてしまったり。
何が正解か悩むところですが、スタッフに任せられるものはまず任せるということ。そのスタッフができるかできないかではなく、信頼して任せてみることを大事にすることを心がけています。

「所長はこうでなきゃ、じゃない。
私がなれる所長を考える」

悩むことはしばしばあります。他のスタッフの方が臨床経験豊富であれば、劣等感を抱くことも正直なところです。一人のスタッフとして勤務していた頃、「こういう上司は素敵だなぁ」と感じたりすることがありましたが、そこに達していない自分に落ち込むことだってありますし。
自分には、管理が十分にできる所長が務まるのだろうか…。そうなれるのだろうか…。
必死に勉強したり研修会に参加して必要な知識やノウハウを得ようとしたり、どうしたら信頼される上司になれるのかもがいたりもして。

そんな中、社長から言われた言葉で肩の荷が下りたのと同時に気分が晴れた経験をしました。
「“所長だからこうすべき・こうあるべき”ではなくて、“あなたがなれる所長・あなたにできることを活かした所長”で何ら問題ないんだよ。看護師として優れていることがすべてではないから」って。
自分ができる所長像を探せばいいんだって思えるようになって、前向きになれるすごくありがたかった経験でした。

「理想を追いかけない。自分が自分であるために磨きをかける」


訪問スタッフとしてご自宅へお邪魔して、必要な処置・ケアを行ってきた経験。そこから役職に就き、ひとつの組織をどうまとめていくかという経験。看護師として積み重ねてきた過去の経験。すべてが財産です。今までの経験があって、今の自分がいます。
この会社に勤務して5年が経過しました。
まだまだ未熟ですが、ここで私は専門職としての自分というだけでなく、ひとりの人間として、ひとりの社会人としてどうあるべきかを考えさせられました。
背伸びをせず自分にできること。自分を客観的に評価すること。自分ができることにもっと磨きをかけていくこと。
大事なことは何かを改めて気付かせてくれたこの会社の発展のために、私なりの頑張りを示していきたいと思っています。

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