在宅だからこその看護
病院で働いていた時って患者様の病院での生活しか見えていなくて、退院後の生活やその家族の生活背景などはあまり想像できませんでしたね。毎日忙しく業務に追われて、会話するといってもバイタルサインの測定時や面会時とかごく短時間。で、気がつくと業務終了。もっと1対1でゆっくり関わっていきたいなぁと思っていました。
今でこそ慣れましたが、訪問看護の世界に飛び込む時は不安でしたよ。
1人1人に向き合って家族のように寄り添った関わりができるのは“在宅だからこそ“。これは両方を経験したから分かったことだと思います。今、私は子どもを中心に訪問看護を行うステーションに所属しています。利用者様の笑顔や成長に触れること。家族の笑顔に接すること。これらがとても嬉しく、自分の更なる活力へとつながっています。