働き方を知るwork-life balance

私たちの働き方改革

yoboiryo株式会社では、スタッフの働き方をあらゆる角度から評価し、取り組んでいます。
柔軟な思考から、”まずやってみる”という気持ちを大事にし、より良い働き方を提案・導入できればと考えています。
今までの普通を疑い、斬新な取組をさらりと導入できる私たちでありたいと考えています。

訪問看護×クラウド型電子カルテシステム

訪問看護業務は、ご自宅へお伺いしながら必要なケアや処置等を実施していくもの。病棟であれば、業務上の動きはおおよそ病棟内に集約され、ナースステーションから病室、時に処置室、そして看護記録はナースステーションへ戻って行う。
これを訪問看護に置き換えると、まず事業所で朝の申し送りがあり、その後数件訪問。お昼に事業所へ戻り、上司へ午前中の報告をし、午後また数件の訪問。それを終えると再び事業所へ戻り、上司あるいはその日のオンコール当番スタッフへの申し送り。その後、看護記録を記載(入力)しながら電話が鳴れば出て対応するなど残務をこなし業務終了という流れ。
これでは非効率的である。病棟での動線と訳が違う。とにかく無駄を省く必要があった。いかに効率的に業務をこなしていくべきかの検討がとても大切だった。

  • わざわざ事業所へ戻る、なんてことがないような環境、システム
  • 事業所へ戻らないと業務ができないということを極力少なくする

クラウド型電子カルテシステムを採用し、社内で最低限のルールを設けて活用することで、上記の課題は速やかに解決した。
訪問と訪問の合間に記録の入力ができ、情報収集も出先でできる。各スタッフのすき間時間を削ることができ、より効率的に業務ができるような配慮を心がけている。

「訪問看護×社内SNS」でタイムリーに情報共有

訪問へ行った際の利用者様の状態や実施したケア等は、必ず記録に残していかなければならないもの。ただ、”精神状態がかなり不安定だった”、”先日受診したらケアのやり方が変更になった”などの情報は、訪問へ行っていないスタッフが収集するには一苦労。わざわざ利用者様の記録書を読まなければならないことになる。三桁いる利用者様の中から該当する記録書を探し出すだけでも時間を要してしまう。
弊社では、クラウド型電子カルテシステムのほかに社内SNSを採用している。
処置内容が変更になったり、状態が悪化している利用者様がいた場合、SNSを活用しタイムリーに情報の共有を行う。「〇〇様の処置が今日から……に変更」や「△△様、週末から不眠続いている」など、わざわざ記録書を読まずしておおよその状態把握をスタッフがどこにいても確認ができるようにしている。

「短時間正社員制度」の積極導入

我が家に待望の赤ちゃんが。喜ばしいことである反面、少々難しくなることも。
子どもに少し手がかからなくなり、またお仕事をしたい!また看護師をしたい!と願った時、理想に近い職場探しに難航するのだという話をしばしば耳にする。

  • 病棟となると、夜勤がネック
  • 病院の外来は、募集自体多くはない
  • クリニックは、お昼休憩が長くて夜までの勤務
  • 常勤として働きたい。けれど時短でそのような制度などなく、パートタイマー

職場探しだけでも気持ちが折れてしまいかねない環境だが、それでもどこかで働くことを望む場合はどこかで大きく妥協しなければならないのが実情。
そのような方々にだって、気分良く看護師をしてもらいたい。短時間であっても常勤として頑張りたいと願う方の力になりたい。
だから弊社では、6時間正社員・7時間正社員制度を導入。週4日勤務の正社員でもO.K。
土日中心に働くようなシフトも設けており、二桁を越えるスタッフがフルタイム正社員ではない働き方を正社員として実現させている。
ご家庭、お子さんの成長に合わせた働き方の選択はお済ですか?
ここには数多くの働き方が存在。

「自宅で始める」「合間に自宅で」、テレワーク積極活用

新型コロナウイルス感染予防策の一環としてはじまった“自宅でお仕事O.Kシステム”。 訪問スタッフさんは、業務開始時間に訪問がなければ自宅で業務開始や夕方訪問がなければ自宅でその日の記録などをパソコンで入力。訪問の合間に自宅に寄れるタイミングがあれば自宅で業務しても良いし、お昼を自宅でとるということだってあり。 事務さんは、輪番でテレワークを導入。転送電話持参であれば、自宅で電話応対も可能。複数の事務さんが所属していれば、テレワークの日はどういう業務を担うかのルールを決めておくなどし、効率が悪くなることもない。

弊社はこの働き方を今後も継続。
自宅にいるというメリットをスタッフが十分感じており、休憩時間に食器の片づけや洗濯物を取り込む、また夕食の下ごしらえまでできるとなれば言うことなしなわけで。

もちろん自宅が遠方であったりその日の訪問動線が自宅方面でなかった場合は事業所に戻るという動きにはなるけれど、柔軟な働き方を常に模索し柔軟かつ大胆に取り入れていく環境がここにはある。

「自宅でお留守番?いやいや、連れてきていいよ」制度

「えっ!インフルエンザで学級閉鎖?」
「台風で学校休みなの??」
うちの子、元気なのに預け先なんてないよ…。自宅でひとりお留守番させるしかないかなぁ…。
いえいえ、弊社では事業所へお子さんを連れて出勤してきて大丈夫。お仕事終わりまで、お子さんは事業所で過ごせる制度(=子連れ出勤制度)がここにあり。
お子さんにとって、パパやママが働いている職場を見るのは新鮮なことでしょう。誇らしく思えたりパパやママってすごいなって普段と違った気持ちを抱くこともあるかも。
子連れ出勤制度、良いものですよ。

年次有給休暇取得のスケジュール化

年次有給休暇の消化ができない…をさせない。
弊社では、年次有給休暇の計画的な消化をお願いしている。スタッフごとに年間スケジュールを立ててもらい、消化漏れのないよう努めている。
病院勤めであった看護師さんたちは、計画性をもって年次有給休暇を取得する意識がまだまだ低い印象がある。”取りたかったけど忘れてしまった”、”有給は何か取りづらい”ではあまりにもったいない。
お子さんの行事、イベント、記念日など、何にでも充てられる。
年休を取りづらいという意識を変えていくために、私たちは年次有給休暇の取得をスケジュール化し、スタッフ自身が管理という形をとっている。



夜間・休日コールセンターの設置

WADEWADE・KODOMOTO GROUPの訪問看護ステーションには、「夜間・休日コールセンター」があります。 一般的に、訪問看護ステーションにおける業務時間外の電話当番・緊急出動は、訪問看護師が担っています。いわゆる“オンコール当番”と呼ばれ、かかってきた電話の応対はもちろんのこと必要時は緊急訪問し対応する役割です。しかしながら、いくつかの課題に直面することがありました。


「緊急対応時に電話が鳴り、折り返しの電話ができるまでお待たせしてしまうことがある」
「ケアの手を止めてしまうケースがある」
「急ぎで相談したいと思って電話したのに待たされてしまう…」


訪問看護ステーションには、毎日時間を問わず電話がくるものです。 この電話対応を訪問看護師が行うことで、訪問中のケアや処置の中断が発生してしまうケースがありました。 また、利用者様・ご家族様から、時に電話を待たされることがあるという声をいただくこともありました。そのような課題を改善させなければと考えたのです。そのような経過から“電話の一次受け”を担うコールセンターを設けています。

コールセンター設置によって、「電話の受け」と「出動」という分業が明確にできたため、弊社の訪問看護師は「オンコール当番」がなくなりました。「出動担当」のみです。訪問看護師が「訪問」業務に集中できる環境作りにも寄与する形となりました。ちなみに夜間の緊急訪問は、ステーションあたりひと月に0~3回程度となっています。訪問看護師が、夜間体をより休めることができる環境が整うことは大切なことであり、翌日の訪問業務へも直結するものであるため、コールセンター設置での業務分業は好循環を生み出しています。

いい仕事いい家庭つぎつぎとちぎ宣言

「いい仕事いい家庭つぎつぎとちぎ宣言」とは、事業主がスタッフの雇用環境の改善に向けての取り組みを宣言したもの。これは、栃木県のホームページに掲載されているだけでなく、宣言後企業が取り組んでいかなければならないもの。

yoboiryo株式会社 WADEWADE・KODOMOTO GROUPは、以下4つの宣言をし、取り組んでいます。

  • 子どもの学校行事に参加するための年休取得を奨励します。
  • 健康と家庭生活を充実させるため、年次休暇休暇の計画的取得を奨励します。
  • 直行直帰がスムーズにできる体制を整えます。
  • 業務時間内に研修に行けるサポート体制を整えます。